ティーチャー・トレーニングについて
ティーチャー・トレーニング(「Teacher・Training」以下TT)とは、学校、幼稚園や保育園において、発達障がい、また発達に課題のある子どもを担当する先生に向けて作られたプログラムです(プログラムの内容は下記の通りです)。これまで国内外の学校や園でも実践的に活用され、子どもの行動改善、また先生自身の子どもへの関わりに関する自信の向上などの有効性が確認されています。
ここでは、発達障がい等の子どもを担当する学校や園の先生方(教師や保育士)を対象に、学校や園でのより良い支援をテーマに研究を行っております。
Teacher・trainingプログラム
1回60分、1-2週間に1回ペース 計5回
保育や教育にたずわっておられる支援者の方を対象にしております。トレーニングは、下記の内容で行います。
1回目 | 子どもの行動の観察と理解 |
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2回目 | 子どもの行動へのよい注目のしかた |
3回目 | 子どもが達成しやすい指示の出し方 |
4回目 | 子どもの行動をほめるために待つこと(無視の仕方) 環境調整のしかた |
5回目 | 子どものどうしてもしてほしくない行動を減らすための設定のしかた ふりかえり |
各回、具体的な子どもへの対応方法を一緒に考えていきます